光ふるさと郷土館

お墓参りを終わらせ「光ふるさと郷土館」(光市室積5丁目6-5)に立ち寄ってみた。生まれ育った町ではあるが、整備されたのが平成5年と室積を離れてからだったため入館するのは初めて。

本館は、江戸時代後期から昭和30年代にかけて醤油屋を営んでいた磯部家を修復したもの。町家づくりの商家で、間口が狭く奥行きが長い「うなぎの寝床」と言われる造りとなっている。江戸時代に室積に寄港していた北前船に関する資料や醤油の醸造道具などが展示されている。

他にも海商通りで実際に使用されていた鬼瓦が並べられている。一番手前にある鬼瓦は、Blackの親戚筋になる「かな久旅館」の鬼瓦で、家紋は曲尺(かねじゃく)。

郷土館別館横のあいご(港町特有の生活道路である小路)を抜けると御手洗湾が一望できる。光市室積の歴史と自然に是非触れてみて下さい。

コメントは受け付けていません。