チチコケル

金曜日、叔母から「父が入院した」との連絡があった。緊急性はないとのことだったので仕事を終え病院に行くと、トイレに行こうと夜中起きるが、半身に力が入らず、立とうとしてはこけ、立とうとしてはこけ、何とか這ってトイレに行って寝たとのこと。目覚めると症状はなくなっていたが、掛かり付けの医院に行くと、すぐに専門医のいる病院に連れて行かれ即入院となった訳である。

原因は、「TIA(一過性脳虚血発作)」。『脳梗塞』の前兆である。「TIA(一過性脳虚血発作)」とは、脳の血管に血栓が詰まるが、血栓が短期間のうちに自然に溶け、血流が再開する病気。症状としては、
①片腕の力が”だらん”と抜ける
②目の半分が”ぱっ”と見えなくなる
③舌がもつれる
④歩きづらく、片側に倒れそうになる
⑤顔がゆがんで、口元がしびれる
などがあるが、すぐに(2~30分)消える。

「TIA(一過性脳虚血発作)」を放っておくと、3ヶ月以内に4~20%の方が『脳梗塞』を起こし、その半分は48時間以内であると言われている。つまり、「TIA(一過性脳虚血発作)」は、『脳梗塞』が起こりかけている警告サインである。

こうしてBlogをアップ出来るのも父がすぐに医師の診断を受け、大事に至らなかったから。「TIA(一過性脳虚血発作)」の症状が起きた時は、症状が消えても安心せず、すぐに医師の診察を受けましょう!

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