妄想だけ?

竹は地上に顔を出すまでの4年間は見た目には何ひとつ成長が見られない。
その4年間は、土の中に根を張り、太い長い幹を支える基盤を作っているのだ。
竹藪の地盤がしっかりしているのは、地中に張り巡らされた根によるもの。
 
そして、5年目。
タケノコとして地上に顔を出し、ピーク時には数十センチの成長し、1年で25メートル以上もの高さに成長する。
根がしっかりしているから、強風がきても簡単には折れない。
 
しかし、すべての竹が立派に成長するわけではなく、全体の半数から7割は地上に顔を出して成長が止まり枯れてしまう。
 
何か人間と似ているところがありますね。
成長することを夢見るだけでなく、コツコツと努力を続けていけばそれが基盤となり、いずれ結果として表れるのです。

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