食事の所作①

倫理法人会の富士高原研究所では、食事の前に「天地(あめつち)の恵みと 多くの人々の働きに感謝して いのちのもとを慎んでいただきます」。食事の後に「天地(あめつち)の恵みと 多くの人々の働きに感謝して いのちのもとを慎んでいただきました ごちそうさまでした」と挨拶をします。

これは、口にする肉や魚、野菜など元々生きており、その尊い命をいただけるという感謝の気持ち、また、一粒のお米を食べるために数えきれない人たちの働きがあることへの感謝の気持ちが込められています。

食べ物をいただくということは命をいただくこと。そして、目に見えない大勢の人の働きのお蔭です。食事ができるのは当たり前ではありません。それを思えば「いただきます」、「ごちそうさま」の挨拶をおろそかにできないはずです。感謝の気持ちを込めてこの言葉を発したいものです。

コメントは受け付けていません。