メンタリング

メンタリングとは、メンターと呼ばれる経験豊かな指導者による人材育成の手法の一つ。メンターとは、信頼のおける助言者のことで、ギリシャ神話の「オデュッセウス」の子供を教育した「メントール」に由来している。
DaiGoのメンタリズムとは違います。

「メンタリング・マネジメント」(福島正伸著)の冒頭に、

誉めても、叱りつけても
どのように接したとしても
人は、それに応じた育ち方をする
子を見れば、親がわかり
部下を見れば、上司がわかり
社員を見れば、社長がわかる
人が勝手に一人で育つことはない
人は育てたように、育っている

自分のまわりにいる人は、自分の鏡である
相手がそうしているのは、自分がそうしてきたから
相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから
怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから
まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを助けてこなかったから
部下が上司を信頼しないのは、上司が部下を信頼してこなかったから
収入が少ないのは、価値を与えてないから

つまり
得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い
他人を変えたければ、自分を変えれば良い
人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである

と書かれている。

人材育成で重要なことは、相手の問題と捉えず、自分の問題として捉えること。
相手を変えようとしても自分に跳ね返ってくるだけ。
人を変えたければ、まず自分が変わること。手本となることです。
人は自分の鏡なのです。

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