坂本光司氏講演会

法政大学大学院政策創造研究課教授の坂本光司氏講演会に参加した。テーマは「日本でいちばん大切にしたい会社」。坂本氏は「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」など多くの著書がある。

坂本氏は、「企業経営とは、5人の幸せを追求するための活動である。その5人の優先順位は、①社員とその家族、②協力会社など社外社員とその家族、③顧客(未来顧客含む)、④地域住民、⑤株主である。社員を最も大切にする企業こそが長期に渡り繁栄を続ける企業だ。経営は業績ではなく継続することである」と力説された。

また、50年前から障害者を積極的に雇用してきた「日本理化学工業」など、障害者雇用企業など3社の事例を紹介され、最後に「誰かの犠牲に成り立つ企業はない」と講演を締めた。

心にずんずん響く講演会であった。

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