有事のリーダー

4月10日、統一地方選挙の前半戦の投開票が行われ、11名が立候補した東京都知事選は、石原氏の多選を批判し「東京を変えたい」と訴えた東国原英夫氏、子供たちの未来のため「原発反対」を訴えた渡辺美樹氏などを抑え、「天罰発言」の影響もなく現職の石原慎太郎氏の圧勝に終わった。

東日本大震災への配慮から各陣営が選挙カーや大規模集会を自粛し、静かな選挙戦で盛り上がりに欠ける都知事選かと思われたが、投票率は前回より3.45ポイント高い57.80%。

今回の選挙は政策というよりは、知名度と実績。有権者は、「タレント」でもなく、「経営者」でもなく、「政治家」を選択した。しかし、三つ巴ではなく、「石原VS東国原」、「石原VS渡辺」、そして「石原VS蓮舫」のガチンコ対決だと違った展開も見られたのでは?

渡辺美樹氏を指示していた訳ではないが、一言。ミキティ~!

コメントは受け付けていません。