アニキ

4月17日、アニキこと阪神金本知徳選手が1998年7月10日から足かけ14年続けていた連続出場が歴代2位の1766試合で止まった。頭に死球を食らっても、左手首を剥離骨折しても休まなかった男が予期せぬ形で記録が途切れた。アニキは昨年から「右肩腱板損傷(断裂)」という重症を抱えながらプレーしており、連続フルイニング試合出場も昨年4月18日に1492試合でストップした。

「肩腱板損傷(断裂)」とは、肩の内側にある「腱板」と呼ばれる4つの筋腱のいずれかが切れ、「腱板」の上にある柔らかい滑液包が炎症をおこすことで肩の痛みが起きてしまうもの。実は私も「左肩腱板損傷(断裂)」で左半身を下にすると痛くて眠れない状態(・・;)アニキの辛さがよくわかる。

アニキの連続試合出場をストップした形になった俊介選手に非難の声が多くあったが、一番ホッとしたのはベストではない状態で出場していたアニキなのではないか。連続試合出場が途切れてもアニキが「世界の鉄人」であることには変わりない。

ちなみに、「肩腱板損傷(断裂)」は、肩の強打など大きな外傷で起こるが、中年以降になると重い物を持った時など軽微な外傷でも起こるんだって。自分は「アニキ」だと思っていたが、これじゃあ「オヤジ」じゃん(TT)

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