次なるイチローの目標

シアトル・マリナーズのイチローは2011年のレギューラーシーズンを終え、184安打。11年連続200本安打を逃すとともに、大リーグ移籍以来初めて打率3割を切った。年齢からくる足の衰えで内野安打が減ったが、修正をかけ来年はまた200本安打を達成してくれるはずだ。

個人的には、200本安打よりはピート・ローズの持つ4,256本の通算最多安打記録をいつ越えるのか興味がある。今シーズンを終え、日米通算3,706安打となり、ピート・ローズの記録まであと550安打に迫った。通算20年のプロ生活で年平均185.3安打を打っており、単純計算すれば2015年の4月にはピート・ローズを超えることになる。

ピート・ローズは通算24年で4,256安打を放ち、引退時の年齢は45歳であった。イチローは現在37歳。ピート・ローズと同じ年齢まで続けるとすれば5,000安打も夢ではない。ただ、イチローが狙っているのは、大リーグ通算最多安打でピート・ローズを超えることではないか?とすれば、少なくとも47歳まで現役を続ける必要がある。

安打数にこだわるイチローの哲学。次なる究極の目標設定は何か?本人の口から是非聞いてみたいものだ。

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