一笑一若一怒一老

精神科医であり作家である斎藤茂太氏の座右の銘で「一笑一若一怒一老」という言葉があります。
人間は「笑えば笑うほど若返り、怒れば怒るほど老いていく」という意味です。

笑うとき動かす筋肉は10~20と言われていますが、怒るときは笑う時の数倍の筋肉を使うと言われています。
怒るという行為はシワをつくることになるようです。

仏教にある「無財の七施(お金がなくても出来る布施)」のひとつに『和顔施』があります。
『和顔施』とは、人に対して笑顔で優しく接することで、心を和ますことにもなります。
人間以外の動物は笑うことはせず、笑うという行為は人間だけが持った特技で、笑いこそ最も人間的な行為なのです。
誰に会っても優しい表情を見せるため、心も笑顔でありたいものです。

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