炎のストッパー

プロ野球はセ・パ両リーグのレギュラーシーズンが終了した。

日米問わず現在の野球はストッパーの重要性は増すばかりだ。「優勝請負人」江夏豊、「大魔神」佐々木主浩、「火の玉ストレート」藤川球児と絶対的守護神が数々いるが、心に残るストッパーといえば地元山口県周南市和田地区出身の津田恒美さんだ。

高校時代、練習試合で対戦したが、当時からプロ級と言われたストレートにきりきり舞いさせられた。プロ野球(広島カープ)に入ってからは、対戦した原辰徳さん(現巨人軍監督)を自慢のストレートで左手の有鉤骨を骨折させたことも。

そんな津田恒美さんも病魔に襲われ32歳の若さでこの世を去った。

追い込まれた時思い出す言葉は、「弱気は最大の敵」。津田恒美さんが精神的な弱さを克服するために自分に言い聞かせていた言葉だ。

どんなに辛くても逃げずに、直球勝負!

津田恒美さんの母校和田中学校にある顕彰碑

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