型破りな経営で１９６５年の創業以来、赤字なし、平均１５％以上の経常利益率を上げている岐阜県の電気設備資材メーカー「未来工業株式会社」。
・ホウレンソウ（報告・連絡・相談）禁止
・年間休日数１４０日（有給休暇を除く）
・年末年始は連続２０日連休
・就業時間は８：３０～１６：４５、残業禁止
・給与は年齢とキャリア（アンチ成果主義）
・７０歳定年制度
・育児休業制度は３年間
・全員が正社員、パート・派遣社員ゼロ
・中元・歳暮・年賀状・暑中見舞いは送らない
・５年に一度の海外旅行、全員参加
・名札着用禁止
・携帯電話はコストが高いから使用禁止
・不必要と思える品揃え
・安売りは絶対にしない
・改善提案を出すだけで５００円
『日本一社員がしあわせな会社のへんな”きまり”』（未来工業㈱創業者 山田昭男著・ぱる出版）では、このような常識では考えられない「未来工業株式会社」の゛きまり゛が満載。「徹底した差別化」と「徹底した節約」で得た利益を社員に還元。「社員がやりがいを持って幸せに働ける環境を作ることにこだわってきた。社員が幸せなら会社は儲かる」と山田相談役。
経営者として重要な役割は、社員のモチベーションを上げる仕組み作り。業績が上がらないのは『締め付けという管理』。そんな気がしてきました。