田河水泡・のらくろ館

門前仲町から両国方面に向けランニングしていると、森下で「田河水泡・のらくろ館」の看板が目に止まった。
漫画「のらくろ」は、小学生の頃、貸本屋でよく借りて読んでいて、懐かしくなり入館。
作者の田河水泡は、幼少時代を江東区深川で過ごした縁から江東区森下に「のらくろ館」が開館したという。

「のらくろ」は、1931年(昭和6年)に月刊誌「少年倶楽部」で連載開始。1981年(昭和56年)まで書き続けられた。田河水泡は、元々落語作家。漫画を描くにあたり本名の「高見澤(たかみざわ)」を「TAKAMIZ・AWA(たかみず・あわ=田河水・泡)」と読ませるつもりであったが、みんな「田河・水泡(たがわ・すいほう)」と読むので本人もあきらめ「田河・水泡(たがわめすいほう)」にしたという。

館内は、愛用の机、小道具、絶版となっている「のらくろ」の単行本や原画などなど遺品が展示されている。
また、手塚治虫、ちばてつや、藤子不二雄など訪れた多くの有名な漫画家の書いたのらくろの色紙が飾ってあり、それを見るだけでもワクワクする。

読書コーナーでは常設してある「のらくろシリーズ」が読み放題。今度ゆっくり行ってみよっと!

田河水泡・のらくろ館
東京都江東区森下3-12-17 TEL03-5600-8666

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