おん かかか びさんまえい そわか

お寺やお堂だけでなく、道路脇や道の分岐点などでよく見るお地蔵様。
正式には「地蔵菩薩(じぞうぼさつ)」と呼ばれ、釈迦の入減後、弥勅菩薩(みくろぼさつ)がこの世に現れるまでの間、人々を救済し幸福をもたらすとされる御仏で、十三仏のひとつです。

ランニングコース沿いにもいくつかのお地蔵様があるのですが、1カ所だけ「おんかかかびさんまえいそわか」と書かれた地蔵尊があり、以前から気になっていましたので調べてみることにしました。

お地蔵様は人の願い事を聞き、神に運び届ける生き方を選び、この世に残ったそうです。
お参りするときの作法は、両手を合わせ「おん かかか びさんまえい そわか」という「真言(呪文)」を3回唱えます。
この「真言(呪文)」を唱えないとお地蔵様は振り向いてくれないようです。
「おん」は「帰命・供養」、「かかか」は「笑い声」、「びさんまえい」は「稀有な」、「そかわ」は「成就あれ」という意味があるようです。

日本に十三ある仏さまにそれぞれに「真言」があることさえ、50歳を超えて初めて知りました。
過去に何度もお願いごとをしましたが、どーもこれまでは聞き入れてもらえなかったようですね。

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