台北見聞録⑤ 忠烈祠

最終日、1911年の辛亥革命から現代まで、国家のために殉死した英霊約33万人を祭る「忠烈祠」へ。台湾の「靖国神社」と言える。

陸・海・空軍の衛兵が大門牌樓と大殿前に微動出せず立ち続け、烈士を見守っている。任務についたら1時間は直立不動、一点を見つめ瞬きもほとんどしない。衛兵は、身長175㎝以上(OK)、スラリとした細身(OK)、頭脳明晰(うっ)、眉目秀麗(ありゃ)、40歳まで(ダメだ)。各軍から選ばれしエリートのみが任務につける。

台湾は徴兵制度があり、一年間兵士また士官として兵役する。今後、徴兵制を段階的に縮小し、2014年には廃止される予定。

1時間に一度行われる交替式では、一糸乱れぬ行進と華麗な銃さばきが披露され、見物人を魅了する。百聞は一見にしかず。動画でどうぞ。

衛兵交代式は、台北市内では、「忠烈祠」、「中正紀念堂」、「国父紀念館」の3ヶ所で見ることが出来る。

あっという間の二泊三日台湾の旅。台湾桃園国際空港からCX510便で一路福岡国際空港へ。故宮博物館など行けなかった場所もあるのでまた足を運んでみたい。シェシェ。

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