おいでませ!山口国体 陸上競技(成年女子5000m)

 おいでませ!山口国体 陸上競技の注目の選手は、世界陸上韓国テグ大会100mで日本勢初の準決勝進出した福島千里選手。

しかし、Black注目の選手は5000m千葉県代表 新谷仁美選手(佐倉アスリートクラブ)。岡山・興譲館高等学校在学中、全国高校駅伝第1区で三年連続区間賞を獲得し、2005年の全国都道府県対抗女子駅伝大会では実業団のトップ選手がひしめく1区で、高校生ながら区間賞を獲得した実力派。2006年福岡県で開催された世界クロスカントリー選手権には応援に行った。


     岡山・興譲館在学中出場した世界クロスカントリー選手権

成年女子5000mは山口県勢の出場もないため、維新百年記念公園陸上競技場へ新谷選手の応援に駆け付けた。

スタートと同時に先頭に立ち、いつものように序盤は、新谷選手がレースを引っ張る。しかし、世界陸上の疲れがあるのか、上下動がほとんどなく、リズミカルに前に出て行くピッチ走法は影を潜め、ハイペースで突っ走るいつもの攻めは見られない。

ラスト1周で、京都府代表 西原加純選手(ヤマダ電気)、熊本県代表 吉本ひかり選手(仏教大)、滋賀県代表 竹中理沙選手(立命大)、三重県代表 正井裕子選手(日本ケミコン)が一斉にスパート。いつもなら大きなストライドに切り替えて付いていくのだが、離される一方。

優勝は、佛教大をこの春卒業して実業団選手として活動を始めた西原選手。

Black一押しの新谷選手は、まさかの4着に沈んだ。

肩を落とす新谷選手。Blackもガッカリ(TT)

確定の電光掲示板を見ず、維新百年記念公園陸上競技場を後にした、Blackであった。

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