島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社の東隣、11,854.8㎡の敷地に2007年3月に開館した「島根県立古代出雲歴史博物館」。出雲大社を中心とした古代出雲の展示がされている。

展示室に入るとすぐ2000年(平成12年)に出土した平安時代の出雲大社本殿の御柱(直径135cm×3本)が展示される。(昨日の3つの円がその跡地

現在の御本殿は江戸時代の延享元年(1744年)に立て替えられたもので、高さ八丈(約24メートル)ある。しかし、古伝によると昔は高さ十六丈(約48メートル)あったと言われている。高さ十六丈(約48メートル)説は学者は否定的であったが、この御柱の発見で、十六丈(約48メートル)説は具体性を帯びてきたとのこと。


 高さ48m、回廊の長さ102mの古代出雲大社御本殿のレプレカ

他にも、荒神谷遺跡より出土した銅剣358本や加茂岩倉遺跡より出土した銅鐸などの国宝も公開されている。

古代神話をモチーフにした衣装に身を包んだアテンダントが親切丁寧に説明してくれるので、歴史はちょっとと言われる方も、神話の国「出雲」の歴史を楽しく触れることができる施設である。

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