高山祭屋台会館

大和朝廷時代、飛騨の国は、税の代わりに匠を大和(現在の奈良県)に送り出し、その匠たちはおよそ600年にわたり都の宮殿やお寺の建設に従事した。この人たちを総じて「飛騨の匠」と呼ぶ。

この飛騨の匠たちの永い伝統と培われた技術が受け継がれて出来上がったのが「高山祭の屋台」。「高山祭の屋台」の特徴は、均衡の取れた優雅な外形と、すみずみにまで行きわたった細やかな気配りで、一言でいうと絢爛豪華。

この屋台は、春の高山祭(山王祭)十二台、秋の高山祭(八幡祭)に十一台が曳き出されるが、年に一度しかみることが出来ないため、櫻山八幡宮境内に「高山祭屋台会館」を建設。秋の高山祭で引き出される十一台の屋台を4台ずつ交代で展示してある。

京都の祇園祭、埼玉の秩父夜祭とともに日本三大美祭のひとつ「高山祭」。行ってみたくなっちゃいました。

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