ツーシーム

ヤンキースに入団した当初、松井秀喜がゴロキングと呼ばれ、その後メジャーリーグに移籍したバッターもボロボロにされたのがツーシーム。
ボールの縫い目(シーム)が高いメジャーリーグ使用球ならではの球種で、ボールの回転が少ないため、球質は重く、沈み込むように落ちる。
昨年は、イチローでさえ、外に逃げるツーシームにやられた。

今日からWBC二次ラウンドが開催され、日本代表は一次ラウンドを1位で通過した台湾代表に臨む。
台湾代表の予告先発は、ツーシームを武器に持つ王建民。
王建民が投げるツーシームは、「ボーリング球」と比喩されるほど重いと言われている。
ヤンキースに在籍した全盛期ほどのスピードはないが、制球力は抜群。
日本が決勝ラウンドに進出できるかどうかは、王建民が打ち崩せるかにかかっているといっても過言ではない。

本日の日本‐台湾戦を見届け、Blackは明日台湾に旅立ちます。

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