「ブス」は漢字で「附子」と書き、トリカブトの塊根、または、支根をとって乾燥した生薬を意味した。「附子」はお守強心剤・鎮痛剤として用いられたが、猛毒を含んでおり、弱毒処理をせずに飲むと神経が麻痺してしまい、麻痺したときの顔を「ブス」と呼ぶようになったと言われる。
宝塚歌劇団の舞台裏の壁には、こんな張り紙が貼ってあったとのこと。
『ブス25箇条』
【1】笑顔がない
【2】お礼を言わない
【3】おいしいと言わない
【4】目が輝いていない
【5】精気がない
【6】いつも口がへの字の形をしている
【7】自信がない
【8】希望や信念がない
【9】自分がブスであることをしらない
【10】声が小さくイジケている
【11】自分が正しいと信じ込んでいる
【12】グチをこぼす
【13】他人をうらむ
【14】責任転嫁がうまい
【15】いつも周囲が悪いと思っている
【16】他人にシットする
【17】他人につくさない
【18】他人を信じない
【19】謙虚さがなくゴウマンである。
【20】人のアドバイスや忠告を受け入れない
【21】なんでもないことにキズつく
【22】悲観的に物事を考える
【23】問題意識を持っていない
【24】存在自体が周囲を暗くする
【25】人生においても仕事においても意欲がない
「ブス」とは基本的に顔をさす言葉だが、ここで内面に対して使われている。
団員は、約20倍の狭き門を突破し、宝塚音楽学校に入学後2年間の徹底したトレーニングを施して宝塚歌劇団に入団したエリート集団。舞台の上では実力・成果主義で、5つある組のそれぞれに「トップ」、「準トップ」、「三番手」などと言われる舞台上の序列がある。競争が激しい世界だからこそからこそ「心の美人」が求められるのだろう。
男性、女性に限らず共通するものなので、是非チェックを!やはり「清く、正しく、美しく」ですね。