県庁の星

学習院大学在学中、箱根駅伝に2度出場した川内優輝選手は、実業団には敢えて進まず2009年4月に埼玉県庁入庁。埼玉県立春日部高等学校定時制に配属される。「市民ランナー」として東京マラソン、福岡国際マラソンに参加。実業団選手と違わぬ成績を残す。これまで実業団チームからスカウトを受けたこともあったが「今のスタイルで結果が出ている」と公務員を続けている。一躍有名になったのは、世界陸上大邱大会の代表選考レースとなる「東京マラソン2011」。2時間8分37秒の自己ベストで日本人トップとなり日本代表となる。マラソンのゴール直後、意識朦朧状態で倒れ込むほど全力を出し尽す姿は公務員のイメージをも変えるものだった。

そしてまたまたまたやってくれました。昨日開催された「ロンドン五輪代表選考レース 第85回福岡国際マラソン選手権大会」で「山の神」今井正人(トヨタ自動車九州)とのデットヒートを制し、日本人トップの3位でフィニッシュし、ロンドン五輪『当確』が「キターーーーーッ!」。

今後は、12月18日に開催される「第42回防府読売マラソン」、来年2月26日に開催される「ロンドン五輪代表選考レース 東京マラソン2012」に出場予定。市民ランナーの雄として、『県庁の星』から『日本の星』へと輝いてほしいものだ。

それはそうと出場選手登録してた『猫』はいなかったなぁ。

コメントは受け付けていません。