誘導灯

飛行機に乗る機会が多いので、夜間の発着時に気になるのが滑走路や誘導路を鮮やかに照らす灯り。

この灯りは、「緑」、「青」、「赤」、「白」、「黄」の5色で、「緑」は誘導路のセンターを示し、誘導路の両端は「青」。滑走路のセンターは距離によって色が変わり、着陸する場合は、滑走路の終盤から300mまでが「赤」、600mまでは「赤」と「白」、900m以降は「白」となっている。また、停止線や滑走路の末端は「赤」で、滑走路へ進入する手前にある警戒灯は「黄」。

夜間発着の飛行機に乗る時や空港の展望デッキから見るときなど、意識して見ると楽しいかも…。

ちなみに現在の信号機の色は「赤」、「黄」、「青」であるが、160年前イギリスの鉄道会社の実験で信号として見やすい色は「白」、「赤」、「緑」、「青」の順だということがわかり当初は「白」と「赤」の2色が使われていた。しかし、電灯が普及してきたため「白」から「緑」に変更されたとのこと。

航空機も鉄道も自動車も、安全のためには同じ色に行きつくのだと改めて感じた次第です。

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