芭蕉

「古池や蛙飛びこむ水の音」、「夏草や兵どもが夢の後」、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」など数々の有名な句を残した松尾芭蕉。芭蕉は延宝8年(1680年)、江東区深川の草庵に移り住み、多くの名句や奥の細道などの紀行文を残している。

深川・清澄周辺にはいたる所に芭蕉に関係する建物、像、石碑があり、「芭蕉遺愛の石の蛙」が出土した地(江東区常盤1丁目)には、芭蕉記念館が建ち、芭蕉や俳文学関係の資料が展示されている。

また、隅田川沿いには、芭蕉庵史跡展望公園があり、芭蕉像が設置されている。
この芭蕉像は、午後5時になると水上バスや屋形船からでもよく見えるように北側から西側に向きを変え、ライトアップされる。

芭蕉が、元禄2年(1689年)3月に奥の細道の旅に出発して323年。
秋深し、隅田川見て、何思ふ

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