「砲台」とは、大砲などの火器を設置する台座のことで、軍事戦略的・地理的に有利な地点で射界が広く取れる高所に設置された。「砲台」が設置されていた山を「砲台山」と呼ぶことが多く、全国各地に存在する。
冠山総合公園東側にある山にも光海軍工廠を防御するために高射砲陣地が設けられていた。終戦前日の空襲で崩壊したとのことだが、今も兵舎跡と広角砲台跡が残る。
この「砲台跡」がある山は、工廠勤務の技術士官によると天神山といったらしいが、現在は「砲台山」（通称）と呼ばれている。
この「砲台山」を後世に伝えるため、数年前から地元のボランティアによって跡地の整備されている。今年は冠山総合公園イペント実行委員会主催で「クリーンハイキング」と称し、冠山総合公園から砲台山までの登山道の整備・清掃を実施します。
ボランティアを募集していますので、詳しくは、冠山総合公園ホームページで！