会社案内

代表者のメッセージ

株式会社 ビークルーエッセ 代表取締役 國光 弘

1999年に先代社長よりバトンを受けて以来、東京支店、大阪支店を開設し、社名変更を経て、日本全国を商圏に見据えた新しい時代のビルメンテナンス会社を模索して参りました。この間、年商も大幅に増加いたしましたが、偏に素晴らしいお客様と社員との出会いに恵まれたおかげだと思います。
しかし、一方で最近思うのは「身体は大きくなった。頭はついて来ているか?筋肉は成長に見合って発達しているだろうか?」ということです。今のままでは、健全な成長は難しいのではないかと考え、当社は今2つの課題に挑戦しています。
一つ目は「品質」です。ビルメンテナンスの仕事は、①無形性、②一過性、③不可逆性、④非画一性などの特徴がありますが、「カタチのない」この商品を「安定した品質」でご提供がますます難しい課題になっていると感じます。お客様からいただく評価は(結果としての)「作業品質」ですが、作業品質はそこに至る「組織品質」をどのように向上させるかにかかっていると思います。そのため「標準化」、「見える化」、「教育・研修」、「インスペクション」などを仕組みとして組織に定着させ、会社の風土として根付かせることが非常に重要なテーマだと思っています。

もう一つの課題は「ダイバーシティ(多様性の尊重)」の推進です。2018年にベトナムから技能実習生の受入れを始め、約40名の実習生が当社に在籍するようになりました。実習生を含めた外国籍の社員は現在約50名おり、全社員の3%になりました。異国の、異文化の仲間と清掃の技能指導や日本語研修などを行いながら、私たちも実に多くのことを学んでおり、「こういう相互作用がダイバーシティなのだ」と実感します。外国人に限らず、女性も男性も、障がい者も、若い方も高齢の方も、さまざまな社員が個性を尊重し合うことこそが企業活動の原動力です。そのために働きやすい環境を整え、会社も、社員も、ともに成長していく姿を目指します。 そして今さらに、「社会の持続的な発展」というテーマに対して「私たちはどのような貢献ができるのか、しなければならないのか」を、社員やお客様やお取引先様とともに考え、自らに問い続けていかなければならならないと思います。
これからも企業市民として社会のお役に立ちながら、お客様からは「品質で選んでいただける会社」に、そして多様な社員が「活き活きと働く会社」になれるよう、努力を重ねて参ります。

株式会社 ビークルーエッセ
代表取締役 社長
國光 弘

社長方針

第61期社長方針
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