大切にしていること

品質で選ばれる企業を目指す

BCEがお客様にお届けする「ビルメンテナンス」という商品には

  1. ①無形性(形がない)
  2. ②不可逆性(元に戻せない)
  3. ③一過性(作るとすぐに劣化が始まる)
  4. ④非画一性(現場ごとに要求水準や作業内容が異なる)

といった特性があり、品質を安定させ、向上させることの阻害要因となります。
その制約の中で、常にお客様にご満足いただける作業品質を
お届けするためにはどうすればいいだろうか。
私たちがたどりついた結論は、”品質の原点”ともいえる
「組織品質を磨く」ということです。

作業の見える化

人による作業のばらつきを低減するために、各作業工程をできるだけ標準化します。さらに、お客様の求める品質水準を正しく理解し、作業に携わるスタッフ全員が理解するため、「作業仕様書」「作業マニュアル」「作業シフト表」「管理体制図」「緊急体制図」などの「品質に関する書類」を整備し、見える化をします。

教育と研修

社員は、新入社員・キャリア採用を問わず、本社で約1か月間の研修を行ってから、現場配属します(総合職の場合)。この間にBCEの求める作業品質や実施方法について徹底的に学びます。配属後も品質管理室による定期的な集合研修や現場でのOJT、またeラーニングの活用を組み合わせて社員のスキルアップを支援しています。

インスペクションの実施

現在30名在籍する「建築物清掃管理評価資格者(インスペクター)」が定期的に現場を巡回点検し、作業品質の達成度合い、組織品質の問題点をチェックし現場にフィードバックしています。インスペクター間の評価ばらつきを最小にするため、研修会を随時実施し、評価基準レベルの統一化を図っています。

継続的な改善活動

顕在的、または潜在的な品質課題や、お客様の要望に対して、暫定的な対応策を講じると共に、恒久的な改善対策を立案し、マニュアルや手順書を改訂、その後教育・研修において周知徹底する品質改善のサイクルを継続展開します。

お客様との信頼関係構築

お客様と常に良好なコミュニケーションを心がけ、お客様のご要望を的確に把握すると共に現場の課題を共有します。万が一問題点が見つかった場合は、速やかにご一報すると共に、原因の究明と再発防止策を改めてご報告いたします。

品質向上への取り組みを進める上では、
それを支える適切なツールやインフラが欠かせません。
最新のIT・AIツール導入による社内環境の整備にも注力しています。

社内イントラネットの活用

社員は毎日現場で起きたこと、気づきをイントラ上の日報に記載し、上司はもちろん、全ての社員に公開しています。それに対して上司、同僚、他の職場のスタッフがさまざまなアドバイスや指示をネット上で交換します。また、お客様からいただいたお褒めのメッセージ、事故の事例などの共有や、全社で共有すべきマニュアル類も全てここで一元管理しています。

テレビ会議システムの導入

地理的に離れた6つの事業所を有機的に結び、タイムラグのないコミュニケーションを進めるために、全事業所をテレビ会議システムで繋げ、展開事項や好事例/アクシデント事例などの共有をリアルタイムで行っています。

大型モニターの導入

多くのキャストが働く現場においては、大型モニターを設置し、朝礼やミーティングなどで活用しています。さまざまの展開事項や事例の共有、リスクアセスメント等を画像で行うことにより、漏れのない、均質な情報伝達に貢献します。

B:Cloudシステム(作業指示/作業報告システム)

全国規模で請け負う作業案件に関しては、協力会社さまとクラウド環境でリアルタイムに「作業指示/作業報告」が可能な独自の「B:Cloudシステム」を構築しています。

システムフロー概念図

AIロボットの導入

清掃ロボットもAIテクノロジーの進化と共に、その実用性は飛躍的に高まりつつあります。現在、床面洗浄ロボットT7AMR×1台、床面除塵ロボットWhiz×2台をいち早く導入し、作業効率化の検証を行っています。T7AMRは広大なショッピングモールで、Whizはカーペット床のオフィスや公共施設で夜間・早朝作業に活躍しています。

  • T7AMR
    ※テナントカンパニージャパン(株)さまの製品
  • Whiz
    ※ソフトバンクロボティクス(株)さまの製品

eラーニング環境の整備

eラーニングメニュー

eラーニングシステム(「AirCourse」KIYOラーニング(株)さま商品)を導入し、全社員がパソコン、またはスマートフォンでいつでもどこでも学ぶことができる環境を整えています。

ビルクリーニング競技会

BCEではキャストの技術レベル・現場品質レベルの向上を目指して毎年社内ビルクリーニング競技会を実施しています。ビルクリーニング競技会は春に個人戦、秋に団体戦という形で年2回開催され、過去、社内競技会の歴代優勝者は、全国ビルメンテナンス協会主催のビルクリーニング技能競技会中国大会、全国大会へも出場しています。

  • 社内ビルクリーニング競技会
  • 全国ビルクリーニング競技会
2001年 第7回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
内山ユリ(優勝)/増野慶彦(2位)/山本浩之(3位)
2002年 第7回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
内山ユリ(優勝)/増野慶彦/山本浩之
2003年 第8回全国ビルクリーニング技能競技会出場
内山ユリ
2004年 第8回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
高山大介(優勝)/新川義弘(2位)
第8回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
高山大介(優勝)/新川義弘
2005年 第9回全国ビルクリーニング技能競技会出場
高山大介
2006年 第9回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
村中良(優勝)/江島哲治(3位)/玉井敏博(4位)
第9回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
江島哲治(3位)/玉井敏博/村中良
2008年 第10回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
吉岡貴文(優勝)/江島哲治(4位)
第10回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
吉岡貴文(優勝)
2009年 第11回全国ビルクリーニング技能競技会出場
吉岡貴文
2011年 第11回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
奈良崎旭(優勝)/藤井敏行(3位)/玉井敏博(4位)
第11回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
奈良崎旭(3位)/藤井敏行
2012年 第12回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
橋本大介(優勝)/藤井慎一(4位)
2013年 第12回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
橋本大介(優勝)
第13回全国ビルクリーニング技能競技会出場
橋本大介
2015年 第13回ビルクリーニング技能競技中国大会(山口予選会)
奈良崎旭(優勝)
第13回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
奈良崎旭
2017年 第14回ビルクリーニング技能競技山口県大会
藤井豊(3位)
第14回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
藤井豊
2019年 第15回ビルクリーニング技能競技山口県大会
藤井豊(1位)、実松美枝子(2位)、磯村慎二(3位)
第15回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
藤井豊、実松美枝子、磯村慎二
2021年 第16回ビルクリーニング技能競技中国大会山口県選考会
磯村慎二、國澤裕太郎
第16回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
磯村慎二(3位)、國澤裕太郎
2023年 第17回ビルクリーニング技能競技中国大会山口県選考会
大井 俊裕
第17回ビルクリーニング技能競技中国大会出場
大井 俊裕
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