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技能実習生日本語研修のご紹介

当社の第四期技能実習生の初期研修が終了しましたのでダイジェストでご紹介させていただきます。

2019.11.6 四期生の入社研修が始まりました
技能実習・四期生10名の新入社員研修が始まりました。社会人としての基本マナー・会社のルール・仕事に対する考え方・清掃技術の基本・日本語教育などを12月6日まで、一カ月の間、しっかり学んでもらいます。特に、日本語教育については、N4レベルへの引き上げを図るため、合計で50時間のスケジュールを用意しました。それぞれの日程に合わせ、先輩の実習生を通訳として同席させ、フォローアップ効果をも期待しております。

 

 

 

2019.11.13 真面目に愉しみながら日本語教室

この日は、終日実施の日本語教室です。「どうやって、日本語を学習していくのか?」に始まり、「社内に向けた自己紹介ビデオの制作」、「伊勢丹のプロモーションビデオの視聴」、「支店所在地を中心に日本各地の主要都市の紹介」、「政府広報『ソサエティ5.0』の動画を見ながら近未来について考える」、「九州場所を見ながらの相撲用語解説」「新聞折込みちらしを使った買い物ゲーム」など、もりだくさんの内容でした。2分以内にまとめたそれぞれの自己紹介は、eラーニングの仕組みを使って社内に周知しています。

 

 

 

2019.11.23 ちょっと早めの修学旅行

今期の実習生は、初めて東京・大阪・岡山の支店営業所へ送り出されます。せっかく、山口県に事前の組合研修を合わせて二カ月もいたのだから、思い出を作ろうと、県内東部の観光案内を行いました。
まず初めに、当社指定管理物件である柳井市文化福祉会館へ。この日は、柳井まつりが行われており、会館駐車場でのバザーに群がっておりました。冬物の衣料調達に絶好だったようです。そして、瀬戸内の景観が名高い周防大島の展望台に。当初、予定していた日曜日の天候が雨だと知って、急遽変更したのは大正解でした。続いて、海岸線を東上し、錦帯橋から岩国城を目指します。全員がそろってカメラを撮りまくるものだから、スケジュールが押して、5時の最終便に間に合わせるため、ロープウェイのアップダウンのみ。残念ながら、お城へは行けませんでした。最後は、玖珂の「いろり山賊店」で夕食。山賊焼きに山賊むすび、いろり焼きのコースは、ボリューム満点です。料理だけでなく、アッと驚くイルミネーションやお客様をもてなす仕掛けの数々に、実習生たちは興奮のるつぼです。こちらも山口県のイメージアップに一役買ったと自負(?)しています。

 

2019.11.28 N4 模擬試験を実施しました

今までは、一週間で終わらせていた実習生の社内研修を一カ月に延ばしたのは、ひとえに日本語能力を伸ばすためのもの。現場に配属させる前に、N4レベルの聴解能力を身につけさせようと、計画しておりました。それを受けての社内模擬試験(N4)実施です。結果は、受験した8名のうち、5名が合格ラインをクリアしました。担当したスタッフは、なんとか面目を保っております。

 

 

 

2019.12.5 柳井市の指定管理物件を清掃

ここの館長から、実習生へ何と40俵のお米をいただいたので、そのお礼と現場実習を兼ねて、文化福祉会館と体育館とを清掃することにしました。本社で行った研修とは違い、現場で行う清掃実習は、作業手順の整理や役割分担とリーダーシップの発揮、ポジショニングなど学ぶことが多く、実に有意義なものとなりました。ある程度の自由度があることもまた、研修現場として相応しいように思います。

 

 

 

 

2019.12.6 入社研修最終日

一カ月の研修を振り返りつつ、パソコンのワード入力を指導しました。実習生に対しては、初日より日記の提出を義務として課しています。手書きの日記がいいのは、何よりも漢字習得に役立つこと。漢字は使うからこそ、覚えられるものです。もうひとつの効用は、気持ちが通い合えること。一つひとつに反応するには、指導する側のエネルギーも消耗しますが、これを丁寧に繰り返していくことで、心が成長していくように思います。ただし、日記による伝え方は、限局的なので、パソコンを使ったデータ配信も必要となります。そのあたりは、実習生も分かっていて、このことに前向きな姿勢を見せています。

 

 

 

日本語教室では、コミュニケーションの大切さをしつこく教えてきましたが、思っていた以上に伝わっているようです。

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